学習の初期段階(インプットの段階)では、問題集の解答を見ながら解いてもOK👌
NEVOS塾長(高等部専任講師)の大河原です!
塾の生徒たちと話をしていると、勉強は頑張っているんだけど、とにかく時間がかかってしまいます。どうしたら良いですか、、、なんて悩みを聞くことがあります。
みなさんはいかがでしょうか?
毎日やらなければいけない課題(宿題)が多すぎて、しかも1つ1つにすごく時間がかかっちゃて、思うようにいきません!って思っていませんか。
今日はそんな方にお伝えしたいお話です。
まず、学習には2段階のステップがあって、自分が今どの段階で時間がかかってしまっているのかを把握する必要があるのですが、
① 学習の初期段階(まだ知識が完璧にはインプットされていない段階)
② 演習段階(入試やテストに向けて、本番で力を発揮できるようになるための練習段階)
の2つです。
今日お伝えしたいのは、①の段階の人に向けたお話です。
結論からお伝えしますと、タイトルにもある通り、学習の初期段階(インプットの段階)では、問題集の解答を見ながら解いてもOK👌ということです!
と言うのも、まだ基礎レベルの問題を解く上で必要な知識、もっと言うと考えるための知識が身に付いていない段階で、う〜んとうなりながら頭を抱えていても、答えは出てこないからです。
どこか、問題集を解くときは答えを見ずにまずは考えることが美徳だと言う強い印象があって、まずは考えよう!としてしまう気持ちもわかりますが、そもそもの知識が不十分な段階でそれをやっていては、ただただ無駄に時間が過ぎていくだけです💦
時間をかけて、頭を使って解かなければならないのは学習の2段階目のときであって、基礎レベルの問題集をやるときは、最初から模範解答を開きながら学習するのがベストなのです📝
数学だったら、まずは模範解答を写して(もちろん理解しようとしながら)、その問題の世界を吸収するんです。
英文法だったら、考えるのではなく、答えの解説を読みながら問題を解くことで、問題が解ける人の正しい思考プロセスを自分も身につけるんです。
大事なのは、有限である時間を学習の初期段階では絶対に無駄にしないということです!
問題を解くのに時間がかかりすぎて、そのせいで色んな問題に触れる時間が少なくなってしまうと悩んでいる方はぜひ、最初から答えを見て解くことで、意味ある時短をしていきましょう!
(もちろん、同じ問題を復習するときは、答えを見ずに解くチャレンジをしましょう!)
大河原