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英語長文(特に難しめの長文)を読むときに重要な、たった1つのこと

2022/08/08

NEVOS塾長(高等部専任講師)の大河原です!

 

 

 

 

今は夏期講習期間ということで、どの子も毎日の「英語」の授業では「英文解釈難しめの短い英文に使われている文法や文構造を正確に読み取って和訳する練習)」をひたすら繰り返しています。

 

 

 

 

教材のレベルは一人一人で異なりますが、基本的には高校1年生も2年生も3年生(受験生)も、授業はひたすら英文解釈です!

英語長文・英文法・英単語などは、全員「宿題」で課しています。

 

 

 

 

ひたすらに英文解釈を続けていると、どの子も少しずつですが着実にレベルアップしていて、自分一人の力で初見の英文が読めるようになってきているのが僕の目から見ても明らかで、そんな成長を見るのが毎日楽しいです!

 

 

 

そんな英文解釈の授業なのですが、授業の最後にはまとめ(力試し)として実際の入試で問われた和訳問題を用いた演習を行うのですが、やはり入試問題というだけあって英文自体の構造だけでなく「内容」も難解でして、なんとか文構造は取れて、なんとか日本語には和訳できたのに結局この英文が何をいっているのか意味がわからない💦ってなっちゃう子が多数続出しています。

 

 

 

この問題は比較的単語力・熟語力がある子にも起こってしまう現象で、単語も文構造もわかるのに結局読めた気がしない、、、といった具合に英語学習における大きな悩みの種だったりします。

 

 

 


なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?

 

 

 

 

結論を言うと、(ちょっと難解な、あるいは長めの)英文を読む際に、みんな「日本語」を読むときと同じような読み方ができていないからなんです。

 

 

 

 

私たちが日本語の文章を読むときって、1文1文読む度に「これってどういうことだろう?」「なんでこんなことが起こったんだろう?」「次には何が起こるんだろう?」「犯人は誰なんだろう?」「筆者はなんでこの1文を書いたんだろう?」って(無意識にであれ意識的にであれ)ツッコミながら読んでいますよね。

 

 

 

ツッコミながら読むからこそ、読んでいる最中も記憶に残りやすいですし、深く内容を追いながら読むことができます。

 

 

 

 

一方で、英文を読むときはどうかというと、英語になった途端に私たちは「英語を日本語に翻訳する作業」に意識が全て向かってしまって、1文1文にツッコミを入れたり深く意味を考えたりすることが疎かになってしまいます。

 

 

 

 

そのせいで、読んだには読んだけど結局何をいっているか意味がわからないってことになっちゃうんですね💦

 

 

 

 

ということで、僕は英語の授業では必ず「1文1文読んだら「どう言うこと!?」ってツッコミながら読むんだよ!」って指導しています。

 

 

 

 

みなさんもぜひツッコミながら読む習慣をつけてみてください。

 

 

 

 

大河原

 

 

 

 

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