語源こらむ No.4「 pre-(前に)」を学ぶ ✍️ 〜 英単語の暗記量を飛躍的に増やす画期的手法 〜
NEVOS塾長(高等部専任講師)の大河原です!
英単語を暗記することが3度の飯🍚よりも大好きな英語講師ということで、今日も元気に英単語暗記について語っていきたく思います!💪
ということで、今回も引き続き英語マニアが送る絶対に活用すべき「語源」を使った英単語暗記法をご紹介するコラムです!いつもお伝えしておりますが、
英語好きすぎの僕が難解な英単語をたくさん覚えるときに頼みの綱にしているのが語源なんです!
ごげん【語源/語原】
個々の単語の本来の形や意味。また、個々の単語の成立の由来や起源。
(デジタル大辞泉より)
ということで、引き続き「語源」を使って英単語の暗記量を飛躍的に向上させるシリーズの第四弾!笑
今日は、英語長文を読んでいる時とかによく目に止まる接頭辞(単語の最初にくる部分)である、、、
「pre-(プレ)」です!
プレは「前もって」という意味を持った語源でして、元はラテン語に由来するそうで、僕が最初にこの語源を強く意識するようになったのは「センター試験のプレテスト」という言葉を聞いた時でした。
※今はセンター試験ではなく「共通テスト」に名称が変更されました。
このプレテストってどういう意味だろう?と思って調べてみたときに、本番の前に受ける模擬試験だとわかり、他にもプレがつく単語がないか調べてみた記憶があります。
「pre-」が中に含まれている英単語は(基本的に)全て「前」というニュアンスを含んだ単語になります!
① predict(プレディクト)予測する
= pre(前もって)+ dict(書く)
= 前もって何が起こるかを書いておくことから「予測する」
② prehistoric(プリィヒストリック)有史以前の
= pre(前)+ history(歴史)
= 歴史となる前という意味で「有史以前の」
③ premise(プレミス)前提
= pre(前もって)+ mis(送る)
= 前もって送っておくものという意味で「前提」
④ prepare(プリペア)準備する
= pre(前もって)+ par(用意)
= 前もって用意するから「準備する」
⑤ prevent(プリベント)妨げる/防ぐ
= pre(前もって)+ vent(曲げる)
= 前もって進行方向を曲げてしまうから「妨げる」
⑥ previous(プリーヴィアス)以前の/前の
= pre(前)+ ous(形容詞化)
= preが形容詞化したものだから「以前の」
⑦ presume(プリズゥーム)推定する
= pre(前もって)+ sume(取る)
= 前もって予想した値を取ることから「推定する」
⑧ preserve(プリザーヴ)保存する
= pre(前もって)+ serve(保つ)
= 前もって保つことから「保存する」
⑨ precede(プリシード)先行する
= pre(前もって)+ cede(行く)
= 前もって行くことから「先行する」
⑩ prescribe(プリスクライヴ)処方する
= pre(前もって)+ scribe(書く)
= お医者さんが薬剤師さん宛に前もって書くから「処方する」
いかがだったでしょうか。
どの単語も「pre-」を含んでいて、確かに「前」というニュアンスを持った単語になっていますね!✨
これからも、定期的に「語源」についてまとめていきますので、興味がある方はぜひ、覚えてみてください!
大河原
英単語「語源」解説シリーズ↓