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「定義」を大事にしている生徒に感心しました。

2022/05/12

NEVOS塾長(高等部専任講師)の大河原です!

 

 

 

 

今日も感動することがありました!

(基本的に塾長は毎日何かしらに感動しています。)

 

 

 

 

NEVOS高等部では、塾長兼高等部専任講師の大河原が、責任持って全高校生を指導させていただいておりますが、今日はある生徒が僕に数学の質問を2つほどしてきました。

 

 

 

 

その質問は「関数の定義域の端ではなぜ微分が不可なのか?」&「x軸上あるいはy軸上の点はxy平面で第一象限に含まれるのか?」でした。

 

 

 

 

個人的に、なかなか良い質問だと思いました。

 

 

 

 

なぜこの答えになるのですか?みたいな質問はどの子もよくしてくれるのですが、問題の解法や答えについてではなく、数学におけるそもそものルール(決まり事)というか、言ってしまえば先人の数学者たちが決めた「定義」そのものについて疑問を持っている子にはなかなか遭遇しません。

 

 

 

 

他の人が注目しないようなところに疑問を持って質問してきてくれただけでなく、数学という科目のそもそもの土台となっている「定義」に注目してくれたことが嬉しかったです。

 

 

 

 

難しい問題でも簡単な問題でも、数学では「定義」を大事にして研究がなされています。

 

 

 

 

プロの数学者たちが発見した問題への解法を、高校生たちが自分で考え、再発見するのが高校数学(受験数学)ですから、同じように「定義」を前提として問題へアプローチしなければなりません。

 

 

 

 

だから今日受けた質問のような「定義」に関わる質問がもっともっと増えるように、これからも生徒たちへ働きかけていきたいと思いました。

 

 

 

 

大河原

 

 

 

 

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