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自分に自信がつく!最高な勉強習慣その①「徹底的な暗記主義」

2022/05/16

勉強法第一回目は「暗記」についてのお話から。

 

 

 

「やっても単語が全然が覚えられないんですよね〜」

「暗記の才能がないのかも〜」

 

これは入塾したての頃に生徒たちみんなが口をそろえて言う台詞です。

 

 

 

そしてこの台詞に対する僕の返答はいつもいっしょで、「やっても覚えられないなんてことは決してない!圧倒的に暗記する”期間”と”回数”が足りないだけだよ!」がお決まりです。

 

 

生徒たちは実際のところ、暗記しようとしっかり努力してはいるんですよね。

 

机に向かって英単語や熟語の暗記に1時間2時間3時間と。

 

 

 

しかし、次の日の小テストまではなんとか記憶を保持することができるのですが、小テストから解放されたとたん、覚えたことの98.5%はすっかり忘れてしまうというのがアルアルのサイクルなのです。

 

 

 

話を聞くと、

 

「テストがあって、その時までは覚えてるんだけど、、、」

「次の小テストの範囲もまた覚えなきゃだし、復習してるヒマないんだよなぁ、、、」

 

とみんな言うので、

 

 

 

「それだよそれ!はい、ソレ!」

僕は心の中で叫びます。(時には声を出して)

 

 

 

もう答えは明白ですよね。

本人たちも分かっているんです。

 

 

 

そう、1度記憶したものを復習せず、やりっぱなしにしていることが記憶が定着しない1番の原因なのです!

 

 

 

そしてこれはもっと正確に言うと、1度身につけた「短期記憶」を一生忘れない「長期記憶」にすることができていないと言い換えられます。

 

 

 

長期記憶について

 

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長期記憶。

どこかで聞いたことがある人も多いと思いますが、そもそも記憶とは大きく2種類あるのです。それが、

 

① 短期記憶・・・覚えてから早くて数十秒〜1日程度しか保持できない記憶

② 長期記憶・・・1度定着してしまえばもう復習しなくても基本的に一生忘れることはない記憶

 

の2つでして、短期記憶したものを長期記憶へ移行するには少なくとも1〜2ヶ月は反復復習が必要であるとされています!

 

 

 

1〜2ヶ月ですよ!!1〜2ヶ月ですっ!!!

いや〜正直、結構な期間ですよね💦

 

 

 

そして、学生たちは付け焼き刃であっても短期記憶するところまでは良いのですが、せっかく身につけた知識をその後もメンテナンスして維持しよう!という意思がない(あるいはあっても意思が続かない)ことによって「全然覚えられない〜」という事態になっています。

 

 

 

これが「暗記」に悩む人たちの100%真実です。

記憶が定着できない理由に「才能」など関係ありません。

多くは当たり前の復習習慣が定着していないのです。

 

 

 

いや〜、これは非常にもったいない!!

学生の皆さん!本当に勿体無いですよ!!!

 

小テストに向けてだとしても、せっかく自分の人生の貴重な時間を使って短期記憶したのですから、それを長期記憶化しないともったいない!

 

どうせ受験勉強の時にもう一回覚え直したりすことなっちゃいますから、今、長期記憶にしちゃいましょうよ!

 

 

 

生徒たちは暗記できないことに色々な理由を考えたり、様々な解決策を求めがちですが、まさに灯台下暗し。

 

短期記憶を毎日アウトプットする必須時間を設けるだけで良いのです!

 

 

ということで、2度と「暗記する才能がない!」なんて台詞を言わせぬよう、NEVOS高等部では徹底的な復習習慣の確立を最優先事項に据えています。

 

 

 

具体的には、暗記すべきもの(特に受験に必要なもの)で1度記憶したものは毎日繰り返しメンテナンス&確認テストを行うこと。

 

 

 

筆記や講師との口頭での確認テストを何度も行いますが、その際は「新規で覚えた単語プラスこれまでにやったもの全部」をセットで行うことで、「モッタイナイ!」をゼロにします。

 

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確認テストを高速化&高頻度化するために「自分用の暗記カード」も作りましょう!(どの科目でも!)

僕はこれまで累計3000枚くらいは作ってます笑

 

 

 

復習する量が多いですか?

疲れますか?

 

最初は当たり前です。

こればかりは、大きなものを得るには仕方ない。

 

メンテナンスする量は雪だるま式に段々と増えていきますから、すぐにパンクするタイミングが来るでしょう。

 

慣れるまでは、時間も体力もかかります。本当に辛いです。

 

 

 

ですが、大変なのは最初の1〜2ヶ月だけ。

 

乗り越えた先には、あなたが見たこともない景色がいっぱい広がっています。

 

例えば学校指定の英単語帳を1冊(約2000語)を高校1〜2年生のうちに長期記憶化してしまえば、

 

 

 

・未知の単語がほとんどないから、英語長文に一人でも取り組みやすい!

・余裕を持って高校3年生(受験生)を迎えられる!

・英語以外の他の苦手な科目に時間を使えるようになる!

・知識がたくさんあるから、英語が好きになるし、モチベーションや自己肯定感も高まる!

・学校の英単語の小テストの予習になるから、徹夜で一夜漬けする必要がなくなる!

 

 

 

などなど、早期に英単語をマスターしてしまうメリットは挙げたらキリがありません。

 

もちろん、これは数学の解法暗記や社会や理科の暗記事項にも言えることです。

 

 

 

「何から手をつけて良いかわからない!」という人!

 

まずは次の学校の小テスト範囲をしっかり覚え、テスト後もその次の小テストでは前回の範囲は出なくとも、やった範囲は新規の単語と合わせて全て毎日復習しましょう!

 

そしてその次のテストでも同じことの繰り返しです。

 

 

 

1回のテスト範囲が30個なら、次は60個、その次は90個、その次は120個・・・

 

 

 

部活で時間がない人もなんとか時間を捻り出して「前回の範囲も合わせて復習=アタリマエ」を守ってください!

 

まさに徹底的な暗記至上主義!

 

これが実行できるかどうかは、長い目で見れば、あなたの人生が輝くかどうかにとても大きく影響するでしょう。

 

僕自身、暗記習慣を継続することで自分に大きな自信を持てるようになりましたので本当です。

 

 

 

ぜひ頑張って実行してみてくださいね。

NEVOS塾長 大河原

 

 

 

 

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