文章題が苦手な子への処方箋。
みなさんこんにちは、徹底管理指導塾NEVOSです!
数学(算数)の問題を扱うにあたって、切っても切り離せないのが「文章題」ですよね。
今日は、そんな「文章題」について考えたいと思います。
勉強法を指導する仕事をしていると、当然のことながらたくさんのお子さんと接する機会があるのですが、やはり数学(算数)の文章題が「ちょっと…苦手かも…」という子がとても多いと感じます。
中学生になってから習う「数学」というよりも、すでに「算数」の時点で苦手意識を持っている子も多いです。
ここで大事なのは、「なぜみんな文章題が苦手なのか?」なのですが、答えはズバリ「文章が読めていない(正しい読み方ができていない)」からです!
そんなのわかってる!って思われるかもしれませんが、この「正しい読み方」と言うのは「文章に線を引いたり、内容を絵におこしてみたり、与えられた数値を表にまとめたりすること」です。
つまりは、みんな文章を「整理」できていないと言うことなんです!
ただ文章の字面をなぞっていても、頭に入ってこないし式も正しくたてられない。 その原因は「整理」がきちんとできているか?にあったんです。
まずは内容を整理するところから始めましょう。
「速さ」の問題であるならば、しっかり「絵」をかきましょう!
「割合」の問題であるならば、しっかり「図や表」をかきましょう!
しっかり状況を目に見える形に「整理」することで、自分がどこまで理解できていて、どこから理解できなくなったのかはっきりします。
文を読んでいるだけの時には気づかなかったことが、光がさすように筋道だって頭に浮かんでくる感覚。
それは「整理」できて初めて実現します。 自分は文章題が苦手だから…と見切りをつけてしまう前に、自分はしっかり「整理」ができていたかどうか、もう一度確かめてみてください。