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頭の良さとは「暗記力」と◯◯だった!?

2018/07/03

みなさんこんにちは!徹底管理指導塾NEVOSと申します!

NEVOSは愛知県名古屋市天白区にある個別指導の学習塾(集団授業もあり)として、学校のテストを第一に日々生徒の指導を行っています。

 

突然ですが、今日は「頭の良さとは何か?」について私たちなりの考えをシェアしていこうと思います。

 

「頭が良い」とはなんともぼんやりした表現で、人によってその解釈の仕方は違ってくると思うのですが、一般的には「テストで良い点が取れる」であったり、「良い高校・良い大学に通っている」であったり、なにかと客観的な数値(得点や偏差値)で表現されるものであるように思われます。

 

そして、テストでは「単語や用語・計算方法などをきちんと暗記できているか?」が問われているのが一般的です。

 

確かに、暗記が得意であればほとんどのテストで高得点をとることができますし、テストで高得点を取ることができれば良い高校・良い大学に進学することもできます。

 

だから暗記が得意であるというのは頭の良さの大部分を占めているとは思います。

 

一方で、暗記力だけでははかることのできない頭の良さもあり、それは「結局何が言いたいのか」をはっきりと理解し、的確に相手に伝えることができることであると思います。

 

これは、国語や英語といった文章読解する問題で重要になってくるお話なのですが、文章読み終わったあとに「何が書いてありましたか?」という問いにシンプルに答える力でもあります。

 

日本語であれ英語であれ、説明的文章であれば、「問題提起⇨問題に対する筆者の意見⇨意見を裏付ける根拠」だけを、小説文であれば、「5W1Hプラス『なぜそういう行動に(感情に)至ったのか』というプロセス」だけを文章の中から取り出してシンプルにまとめる力なのです。

 

結局何が言いたいのか」を考えなくてはいけないところ、具体例の部分ばかりを抜き出して答えてしまったり、筆者の意見とは反対意見の部分を抜き出してしまったりといったことがなく、的確に「こういうお話でした」とシンプルに理解できる子に「頭が良いな〜」と感じざるを得ません。

(具体例というのは、筆者の意見を読者に納得してもらいやすくするために用いられているだけなので、筆者の意見として抜き出してしまってはいけません。)

 

そして逆に言えば、このような「結局何が言いたいのか」考える訓練をしていけば、必然的に頭が良い状態になることができるということなのです。

 

英語や国語の問題を見てみると、やはり「この文章を通して筆者が伝えたいことはなんですか?」であったり、「この文章の主旨はなんですか?」であったり「結局何が言いたいのか」を問うている問題が多いのです。

 

私たちがテストや受験で目にする国語や英語の文章題というのは、とにかく長いものが多いですよね。

 

そしてそれらは基本的に専門性が高い文章なのですが、専門性に通じていない一般の人でも読み納得することができるよう裏付け(具体例であったり、筆者の体験談であったり。有名な人のセリフや書籍からの引用であったり、実験であったりします)が長々となされているのです。

 

そして、文章の大部分を占めるそういった「裏づけ」だけを消去して「結局何が言いたいのか」だけを浮き上がらせる訓練こそが頭が良くなるための第一歩なのですね。

 

頭の良さとは、暗記力プラス「結局何が言いたいのか」を見出す力なのです。

 

意識するだけでどんどん頭が良くなるので、ぜひとも日々の学習に取り入れてみてください!